ダイエットしたくて痩身エステに通っている最中に、妊娠が発覚することもありますね。
「妊娠中は果たしてエステに通ってもいいものなの?」
「妊娠に気づかずエステで施術を受けてしまった!」
…なんて心配になることもあります。
そこで、妊娠中の痩身エステ通いはOKなのかどうか、を理由と共に紹介しましょう。
気になる所から見てみる
妊娠中の痩身エステ通いはNG
妊娠すると体重がどんどん増えていきますから、体重コントロールのために痩身エステに通いたい!という女性もいることでしょう。
しかし、どこの痩身エステでも、妊娠中の施術はNGとされています。
妊娠すると女性の体は大きく変化しますし、ホルモンバランスも大きく変わってきますね。
つわりなどが辛いなど、体調が優れないこともあります。
何より、大事な赤ちゃんに何かあっては大変です。
妊娠中は自分の体と赤ちゃんのことを第一に考えて、痩身エステに通うのは中断するようにしましょう。
出産後に体が安定してきてから、エステ通いを再開させるのが基本ですね。
マシンや強いマッサージを行う痩身エステではなく、リラクゼーション効果を高めるためのマタニティエステがあります。
妊婦になったらお腹が大きくなってくると腰痛や肩こり、足のむくみに悩まされることもありますね。
そんな体の不調を何とかしたいなら、マタニティ専門のエステに通ってみましょう。
また、ヘッドスパや足裏マッサージなど、妊婦さんでも安心して受けられるマッサージもあります。
妊娠中は精神的に不安定になることもありますし、足のむくみなども起きやすいですね。
妊婦さんでもOKなヘッドスパや足裏マッサージを利用して、ストレス解消してみましょう。
妊娠中に痩身エステがダメな理由
痩身エステでは色々な施術が受けられます。
キャビテーションやハイパーナイフ、エンダモロジーやEMSなど、マシンを使った施術が人気ですね。
また、スタッフによるハンドマッサージでグイグイと老廃物を流し、マシンの効果を高めてくれる施術もあります。
超音波や高周波を体の中に当てますし、微弱な電流を流すこともあります。
吸引してもみほぐすなど、マシンやハンドの施術はどれも安全なものですが、多少なりとも体に負担がかかりますね。
妊娠していない体ならいいですが、妊娠中はとにかく体がデリケートですし、肌も敏感になっています。
女性が気になる部分というのはお腹周りが多いですから、そこにマシンやハンドの施術でグイグイやってしまうと、何が起こるかわかりません。
赤ちゃんに万が一のことがあっては大変ですよね。
一生後悔することにもなりますから、妊娠中の痩身エステはNGです。
「優しく触れるくらいのアロママッサージなら大丈夫では?」と思うかもしれませんが、アロマオイルの種類によってはリスクがとても高いです。
子宮を収縮させてしまうものがありますから、お腹の赤ちゃんに影響を与えることもありますね。
少しでも母体と赤ちゃんに影響のあることは避けないといけませんから、妊娠中の痩身エステ通いはNGですね。
妊娠初期に気づかずに痩身エステに行ったけど大丈夫?
今月は生理がちょっと遅いなと思って、しばらくして妊娠がわかるというケースもあります。
妊娠前から痩身エステに通っていたら、妊娠が分かった時点で施術を1、2回くらい受けてしまったけど大丈夫なの?と心配になりますね。
基本的にエステの施術は安全なものですから、妊娠に気づかずに1回くらい施術を受けた程度では、母体にも胎児にも影響はありません。
マシンで超音波などを当てたり、強めにハンドマッサージされたとしても、ほぼ大丈夫です。
例えば、人気のキャビテーションなら、皮下脂肪のある位置くらいまでしか超音波は届きません。
子宮の奥までは超音波は当たりませんから、数回程度であれば、それほど心配しなくても大丈夫です。
もし心配なら、かかりつけの産婦人科医に相談してみるのがおすすめです。
妊娠が分かった時点で、すぐに痩身エステの施術を中止するようにしましょう。
痩身エステによっては休会できるところもありますし、期間を延長できるところもあります。
そうでない場合でも解約することが可能ですから、エステの担当者に相談してみましょう。
産後、痩身エステに通えるのはいつから?
産後はとても体がデリケートな時期ですし、すぐに体が元に戻るわけではありません。
ホルモンバランスが少しずつ元に戻ってきたり、開いていた骨盤などが徐々に閉じてきます。
痩身エステに通える時期というのは、生理が来て、体やホルモンバランスが安定してきてから、通うのが一番ですね。
痩身エステや施術内容によって、産後いつから施術できるかは変わってきます。
早いところだと産後2ヶ月くらいから施術を受けられますし、遅いところだと半年くらいはかかります。
また、授乳中かどうかによっても違ってきます。
ミルクで育児している人なら早めにエステ通いを再開できますし、授乳中なら卒乳するまで通えない場合もあります。
例えば、キャビテーションの施術では、脂肪細胞が老廃物として排出されます。
それが母乳に流れ込んでしまう場合もありますから、本当なら栄養たっぷりの母乳の脂肪が増えてしまうことだってあります。
母乳を飲む赤ちゃんにも、悪影響を与える可能性も出てきますね。
普通に出産した人は体の回復も早いですが、帝王切開の人は傷の回復も遅くなってしまいます。
このように、出産後でも人によって大きな違いがありますから、いつから通えるかは個人差が大きいですね。
一応の目安としては、産後3ヶ月から半年後くらいです。
生理が来て体も安定してきたら、まずはエステの担当者に相談してみましょう。
利用者の状況や体のことを考えてくれて、いつからエステ通いができるか提案してくれます。
妊娠中は痩身エステ通いをストップ
妊娠中はとにかく体が大きく変化していて、赤ちゃんがお腹の中ですくすくと育っている大切な時期です。
自分と胎児の健康を第一に考えて、痩身エステ通いはストップしましょう。
産後に体が安定してきてからエステ通いを再開して、妊娠前のスリムな体を目指すのがおすすめです。